2011年7月20日水曜日

裸足7ーかかと

かかと。
今の私にとっては悩ましい存在です。

今まで書いて来たように、走るときには、かかとは使わないのです。
いつ使うかというと、「立っている時」「歩いている時」が主でしょうか。
他のほ乳類では、二足歩行のお猿の仲間たちしか、使っていないのです。しかも、調べていないけど、多分、お猿の仲間でも地面を歩く奴らだけでしょう。他の四つ足の動物たちは、ヒトで言う爪先(前足部)のみを使って移動します。(海獣など、ちょっと別に考えてください。)その四つ足の仲間たちは、いつ、かかとを使うのか?使わないのか?
身近な犬、ネコを見てると、どうやら、おすわり的なときに、かかとを地面につけるようです。

四つ足の子たちはかかとを「休んでいる時」に使うのです。「移動する時」は前足部です。
ヒトは、移動するとき(歩くとき)に、かかとを使います。

つまり、「歩く」という動作は、他の四つ足の子たちから見たら、「休みながら移動している」という形態な訳です。不思議な。
ヒトは二足歩行にチャレンジして進化している動物なので、その点、大きな違いがありますが。

書いているうちに、また、混乱してきましたが、いくつか、鍵、みたいなものはあります。
かかとは安定性に貢献している。
鳥類は二足歩行である。

(今日のところはこんな感じで〜)

2011年7月17日日曜日

裸足6ーテニスボール

この間、走っているときにテニスボールを拾いました。

手のひらで転がしたり、右手や左手で交互に持ったり、投げたり、地面にはねさせて受け止めたり、そんなことをしながら走りました。

その後、走るたびに、なんだか手元が寂しい感じ。(テニスボールを持って走ったのはその1回きりなので。)
ロルフィングでは、足の裏の感覚を意識することと同じように、手のひらの感覚を意識することを大切に扱います。

まさにそんな感じ。
拾って走った時のセンセーション。
なんか違うぜ。

ものを持って走ることを推奨するのではありませんが、「走る」ことはそれ自体に意味はなく、走ることによって「移動する」ことに大きな意味があります。動物として、「サバイバルする」ために移動を必要とする訳です。そのときに何か持っているって、例えば、「獲物」とか。ものを持って走るってそういうことかもしれません。そういう意味では、ペットボトルもって走っている人は意味があるのかも。手首におもりを巻いているのは、全くいただけませんが。

または、手のひらへの感覚入力は、四つ足時代のなごりの何かを目覚めさせる可能性があります。なんだかんだ言っても、ヒトは確かに2足歩行ですが、ほ乳類では実験的な進化系なのではないかと、全脊椎動物の歴史の中ではほんの一瞬の出来事ではないかと。まだ、四つ足が一般的だし、四つ足動物の方が、遥かに運動能力が高いのです。そういう意味で、手のひらからの入力をしながら移動することは、何かの意味があると思います。

(次回かかとの話かなぁ?)

2011年7月13日水曜日

裸足5ーソールと足の裏

(ちょっと海に行ったりしてました。)

ベアフットランニングですが、今や、5fingersも履かず、裸足で走っています。
その両者の違いは、足からのインパクトの強さの違い。
5fingersを履いた方が、強いインパクトを受けるような気がします。(個人的な感想だけど、他の人はどうなんでしょうか。)
裸足で走った時の方が、衝撃が弱い感じ。

ソールがあると、ソールと地面との接地の際に情報というか、衝撃というかが、一時(いちどき)に入ってきてしまう感じ。
裸足だと、接地がその部分部分で、区別が出来て、情報が随時入ってくる感じ。情報の受け取り時間が長いって言うのかな?
裸足は、少し凹凸があるし、皮下の脂肪層やら何やらの厚みが場所によって異なるし、骨の形があるしで、情報の受け取りが一時にはならないのではないか。
また、地面も平らに見えるアスファルトでも、かなりのでこぼこ。

情報処理が、いちどきだと溢れかえるのではないかと。受け取り時間がある程度あると処理できるのではないか。身体全体の反応として。
どうでしょうか?

2011年7月6日水曜日

裸足4ーベアフットランニング

それで、裸足で走っている訳なのですが、それを世間的には、ベアフット・ランニングと呼んでいます。

そのフレーズでネット検索してみると分かると思いますが、多くの人が実践し始めています。有名なのが、「裸足王子」の吉野さんです。

最初、5fingersを履いて走ったときに思ったのですが、「自分の走り方、間違ってた」。
異常な衝撃が足から響いてきました。
なるほどな、踵から着いたら、身体こわれるや。
ベアフットランニングでは、フォアフット(前足部)接地をするように言われていますが、そうしないと走れません。そのまま走っていたら、一日で、踵から身体が壊れてしまいます。ヒビが入ってしまう感じ。多分。

このことが何を意味しているか。

ジョギングシューズの時はこんなこと、思わなかった訳です。
けれど、踵から着いていて、実際は身体壊れそうな衝撃が入っているのに、気付かない。それくらい、ソールが吸収してくれている。しかし、全部を吸収している訳ではないので、吸収しきれない衝撃がどういう方向から、どれくらいの量が入っているのか分からないまま、身体に伝わっているのではないか、と予想されます。それが身体にどんな影響を及ぼしているのか、想像してみました。ちょっと、厳しそうな感じ。

2011年7月4日月曜日

裸足3

前回は、裸足で走っている流れを書きました。
それで、どうなっているか、私の足。

まず、裸足で走った初日は、「痛い」です。
けど、あっつい温泉に入るようなもので、入りたてはアッチッチィ〜って感じだけど、慣れてくると、ふぁ〜、気持ちいいぃ〜って感じになるのと似ていて(?)。

慣れてくると、「痛み」に向いていた感覚が、もっと「触覚」とか「温度」とか、そういったことに向いてきて、足でそこの地を知るって言う感覚が生まれてくる。新しい情報源が一つ増えるって感じだ。

最初の頃は、走ると足の裏ヒリヒリしたし、水ぶくれが出来たりもした。最初、3〜4キロ位でしたが、今は長く走る時は7キロくらい走って、足の裏は何ともない。かといって、すごく皮が厚くなっちゃってるって言うこともない。接地するところが少し厚いかなぁ。

一番変化したことは、「アーチが出来た」こと。今まで、運動してた割に、扁平足だったんだけど、去年からの一連の流れで、アーチが出来た。この間は、足の裏見せたら、「かっこいい足ですね」って言われるくらい。去年のアプローチ、一ヶ月目くらいで、変化し始めたから。この辺りのことは、もう一個のブログhttp://blog.goo.ne.jp/rolfer_2006/に書いたけど(去年に)。

この変化は、いい変化として受け止めている。なぜ、そうなってきたのかを考えてみたい、今度。

2011年7月3日日曜日

裸足2

私の最近の足のこと。

去年の春先に、5fingersの存在に気付いて、試してみた。
足からの新しい情報に驚き。

その後、『Born to Run』走るために生まれた。
を読む。「裸足で走る」を夏頃始める。

寒い冬の間は、すっかり走ることから、遠ざかる。(東京マラソンに落選したため。)

春、走り始める。
最初は寒いから、うすい地下足袋で。
4月くらいから、裸足で。

裸足について考えることになった最近のいきさつはこんな感じです。

2011年7月1日金曜日

裸足1

 最近はまっていることの一つに、裸足ランニング(ベアフット・ランニング)があります。それを通して、足の機能について、いろいろと考えています。まだ、そんなにうまいこと説明できないんですが。

いくつか、テーマがあります。

1)去年からの自分の足の変化
2)かかとって何やん?
3)歩きと走り
4)足指
5)履物
6)その他

今、思いつくのは、こんなところでしょうか。
ちょっとずつ、話していければいいなぁと思います。