2011年9月4日日曜日

裸足13ー足半(あしなか)、作った

そろそろ、裸足の話もいいかなぁと思い始めたりしているところですが、ロルフ・インスティテュートの機関誌で、足特集が組まれているので、それを読んで、また、考えたいなぁと思ったり。

先日、足半の前に書いたブログを引用しましたが、とりあえず久々に作ってみようと思って、作りました。

こんな感じですね。

左が自作のもの。右が足半屋さんのもの。自分で作ったの、ちょっと大きめになっています。

 踏みしめると、指先が地につく感じです。
 これくらいの空間があります。
 それを踏みしめる。
 写真、自分取りしたので、荷重のかかり具合で、実際とは少し異なるかもしれませんが。
 横から見たとこ。
 踏みしめる。
 裏から見てみると指先が「こんにちは」みたいな感じ。
 足半屋さんのは、裏にゴムが付いていて、滑り止めなのかな?外でも履けるように、なっています。
 こんな大きさ。
久々に作ったら、へたくそになってた。練習しないとな。

2011年8月20日土曜日

裸足12ー足半

それで、足指の話でしたが、あしなか(足半)という日本の伝統的な履物があるのですが、それを作成しました。

http://blog.goo.ne.jp/rolfer_2006/e/700c7a959f5a4c17f40d6aaa0d2a9751
ここ、去年の夏に、あしなか、作った時のことが書かれています。

これ履いて、アーチが出来たし。
足指を使えることが大きいです。また、普段、何も接触しない、足指の内側の部分に、あしなかが触れることも大きいのではないかなぁと思っています。


2011年8月14日日曜日

裸足11−足裏の感じ

最初の方に書くべきだったのですが、裸足で走った一日目くらいに思ったこと。

先ほど思い出したので、書いておきます。
ストレッチポールに初めて乗って、ドリルして、床に降りた瞬間の背中の感じ。
あの感じに、足がなりました。
走り立ての頃。
最近は足が前とは違うので、そういう風には感じなくなりましたが。


2011年8月13日土曜日

裸足10-トゥヒンジ

トゥヒンジ。

足指の付け根の曲がりのところ。
これ、使えてる?

走っていると、ここのところで、体重を受け止めて、というか、この曲がりの前の部分−前足部のところで、地面に体重を伝えて、その返事を身体に返す感じ。
前足部で、地球に触れて、そこから返ってくるものを身体に戻す感じ。

これ、裸足だと、100%、自分の足の責任。
けれど、靴のことを考えてみると。
シューズのソールって、いろいろな固さがあって、そこにたわみというか、曲がり具合率というか、そういうものがある。だから、ソールの責任+自分の足の責任=100%みたいな。
これを書く前に、革靴履いて確認しようと思ったんだけど、暑くて出来なかった。
ある意味、靴の発明は、足を援助している。
いいこともたくさんある。
反面。
足を怠けさせている。これ、自己家畜化につながっているところで、人の変化はこの方向へ向かっているから、なぁ。この話は裸足とずれてくるのでまた今度。
足から上に情報を正しく伝える、という意味では、ソールがいろいろ吸収してしまうことによる弊害もあるのではないかと。ぱきっとしたものは分かりやすいけど、もやっとさせてしまうとねぇ。

ハイヒールやパンプス、全く履かないので、あれだけど、やっぱり、トゥヒンジに予め、テンションを与えてることを考えると、影響あるよね。これは、また別の機会に考えよう。

2011年8月12日金曜日

裸足9-足指の辺り

(ちょっとずつ、ブログを書く間隔があいて来てしまっている。う〜ん。)

足指ね。
足に指があるのは、なぜかなぁって考えてみると、まぁ、手に指があるのとさほど変わらない理由なんだろうなと。
機能的には、屈曲、伸展、広げること(外転)、すぼめること(内転)。対立は、筋肉的にはあり得る感じだね。

それを使えているかどうか。
ドラえもんの足のようになってはいないかどうか。(1個の固まりという意味で。実際は彼の足は地についていないけれども。)

指、動かせているか。
動かすための条件とは?

手の指もそんなに空中でひらひらと動かしていることは少なくて、何かを持ったり、つかんだり、つまんだり、キーボードに打ち込むようなことをしたりと、何か対象物が必要です。
足の指の場合は?
いつも地面に触れているんだけれど、その地面はつるつるとした平らな状態。また、靴下の中で、靴の中で、ひとまとまりになっている感じ。
なかなか対象物に真正面から対峙している感じがない。
そしたら、なかなか使えないよなぁ。

また、ロルフィングでは、トゥーヒンジと言われている、足指の付け根の曲がり。そこもね。どうやって使っているか?

2011年8月3日水曜日

裸足8-居着く

(は、期間が空いてしまった。)

かかとの話を書きましたが、ちょうど、というか私は武術をたしなんでいまして、現在は太氣拳という中国武術系のものをやっています。それでもそうですし、それ以前やっていたものでもそうでしたし、バスケでもそうでしたが、かかとをべたっとつかない。かかとに重心をおかない。

かかとをべたっとつけてしまうと、そこに居着いてしまって動けない。「居着く」ということをしないですね。いつ、どの方向にも動ける。そのためには、かかとはべたっとつけない。

「動く」ためにはかかとはつけておく必要はないんだけど、「そこに居続ける」(休む)のであれば、つけておこう、ということなんだなぁと。
そういう意味では、ロルフィングのボディ・リーディングで、立位のときにかかとのポジションの検討をすることは有意義ですね。

そうなってくると、私の定義では、「動く」と「休む」の間である「歩く」ときには、かかとはどうしたらいいんだろうなぁと、ますます疑問に思えて来ます。特に、地面に接地するフェイズでね。

2011年7月20日水曜日

裸足7ーかかと

かかと。
今の私にとっては悩ましい存在です。

今まで書いて来たように、走るときには、かかとは使わないのです。
いつ使うかというと、「立っている時」「歩いている時」が主でしょうか。
他のほ乳類では、二足歩行のお猿の仲間たちしか、使っていないのです。しかも、調べていないけど、多分、お猿の仲間でも地面を歩く奴らだけでしょう。他の四つ足の動物たちは、ヒトで言う爪先(前足部)のみを使って移動します。(海獣など、ちょっと別に考えてください。)その四つ足の仲間たちは、いつ、かかとを使うのか?使わないのか?
身近な犬、ネコを見てると、どうやら、おすわり的なときに、かかとを地面につけるようです。

四つ足の子たちはかかとを「休んでいる時」に使うのです。「移動する時」は前足部です。
ヒトは、移動するとき(歩くとき)に、かかとを使います。

つまり、「歩く」という動作は、他の四つ足の子たちから見たら、「休みながら移動している」という形態な訳です。不思議な。
ヒトは二足歩行にチャレンジして進化している動物なので、その点、大きな違いがありますが。

書いているうちに、また、混乱してきましたが、いくつか、鍵、みたいなものはあります。
かかとは安定性に貢献している。
鳥類は二足歩行である。

(今日のところはこんな感じで〜)

2011年7月17日日曜日

裸足6ーテニスボール

この間、走っているときにテニスボールを拾いました。

手のひらで転がしたり、右手や左手で交互に持ったり、投げたり、地面にはねさせて受け止めたり、そんなことをしながら走りました。

その後、走るたびに、なんだか手元が寂しい感じ。(テニスボールを持って走ったのはその1回きりなので。)
ロルフィングでは、足の裏の感覚を意識することと同じように、手のひらの感覚を意識することを大切に扱います。

まさにそんな感じ。
拾って走った時のセンセーション。
なんか違うぜ。

ものを持って走ることを推奨するのではありませんが、「走る」ことはそれ自体に意味はなく、走ることによって「移動する」ことに大きな意味があります。動物として、「サバイバルする」ために移動を必要とする訳です。そのときに何か持っているって、例えば、「獲物」とか。ものを持って走るってそういうことかもしれません。そういう意味では、ペットボトルもって走っている人は意味があるのかも。手首におもりを巻いているのは、全くいただけませんが。

または、手のひらへの感覚入力は、四つ足時代のなごりの何かを目覚めさせる可能性があります。なんだかんだ言っても、ヒトは確かに2足歩行ですが、ほ乳類では実験的な進化系なのではないかと、全脊椎動物の歴史の中ではほんの一瞬の出来事ではないかと。まだ、四つ足が一般的だし、四つ足動物の方が、遥かに運動能力が高いのです。そういう意味で、手のひらからの入力をしながら移動することは、何かの意味があると思います。

(次回かかとの話かなぁ?)

2011年7月13日水曜日

裸足5ーソールと足の裏

(ちょっと海に行ったりしてました。)

ベアフットランニングですが、今や、5fingersも履かず、裸足で走っています。
その両者の違いは、足からのインパクトの強さの違い。
5fingersを履いた方が、強いインパクトを受けるような気がします。(個人的な感想だけど、他の人はどうなんでしょうか。)
裸足で走った時の方が、衝撃が弱い感じ。

ソールがあると、ソールと地面との接地の際に情報というか、衝撃というかが、一時(いちどき)に入ってきてしまう感じ。
裸足だと、接地がその部分部分で、区別が出来て、情報が随時入ってくる感じ。情報の受け取り時間が長いって言うのかな?
裸足は、少し凹凸があるし、皮下の脂肪層やら何やらの厚みが場所によって異なるし、骨の形があるしで、情報の受け取りが一時にはならないのではないか。
また、地面も平らに見えるアスファルトでも、かなりのでこぼこ。

情報処理が、いちどきだと溢れかえるのではないかと。受け取り時間がある程度あると処理できるのではないか。身体全体の反応として。
どうでしょうか?

2011年7月6日水曜日

裸足4ーベアフットランニング

それで、裸足で走っている訳なのですが、それを世間的には、ベアフット・ランニングと呼んでいます。

そのフレーズでネット検索してみると分かると思いますが、多くの人が実践し始めています。有名なのが、「裸足王子」の吉野さんです。

最初、5fingersを履いて走ったときに思ったのですが、「自分の走り方、間違ってた」。
異常な衝撃が足から響いてきました。
なるほどな、踵から着いたら、身体こわれるや。
ベアフットランニングでは、フォアフット(前足部)接地をするように言われていますが、そうしないと走れません。そのまま走っていたら、一日で、踵から身体が壊れてしまいます。ヒビが入ってしまう感じ。多分。

このことが何を意味しているか。

ジョギングシューズの時はこんなこと、思わなかった訳です。
けれど、踵から着いていて、実際は身体壊れそうな衝撃が入っているのに、気付かない。それくらい、ソールが吸収してくれている。しかし、全部を吸収している訳ではないので、吸収しきれない衝撃がどういう方向から、どれくらいの量が入っているのか分からないまま、身体に伝わっているのではないか、と予想されます。それが身体にどんな影響を及ぼしているのか、想像してみました。ちょっと、厳しそうな感じ。

2011年7月4日月曜日

裸足3

前回は、裸足で走っている流れを書きました。
それで、どうなっているか、私の足。

まず、裸足で走った初日は、「痛い」です。
けど、あっつい温泉に入るようなもので、入りたてはアッチッチィ〜って感じだけど、慣れてくると、ふぁ〜、気持ちいいぃ〜って感じになるのと似ていて(?)。

慣れてくると、「痛み」に向いていた感覚が、もっと「触覚」とか「温度」とか、そういったことに向いてきて、足でそこの地を知るって言う感覚が生まれてくる。新しい情報源が一つ増えるって感じだ。

最初の頃は、走ると足の裏ヒリヒリしたし、水ぶくれが出来たりもした。最初、3〜4キロ位でしたが、今は長く走る時は7キロくらい走って、足の裏は何ともない。かといって、すごく皮が厚くなっちゃってるって言うこともない。接地するところが少し厚いかなぁ。

一番変化したことは、「アーチが出来た」こと。今まで、運動してた割に、扁平足だったんだけど、去年からの一連の流れで、アーチが出来た。この間は、足の裏見せたら、「かっこいい足ですね」って言われるくらい。去年のアプローチ、一ヶ月目くらいで、変化し始めたから。この辺りのことは、もう一個のブログhttp://blog.goo.ne.jp/rolfer_2006/に書いたけど(去年に)。

この変化は、いい変化として受け止めている。なぜ、そうなってきたのかを考えてみたい、今度。

2011年7月3日日曜日

裸足2

私の最近の足のこと。

去年の春先に、5fingersの存在に気付いて、試してみた。
足からの新しい情報に驚き。

その後、『Born to Run』走るために生まれた。
を読む。「裸足で走る」を夏頃始める。

寒い冬の間は、すっかり走ることから、遠ざかる。(東京マラソンに落選したため。)

春、走り始める。
最初は寒いから、うすい地下足袋で。
4月くらいから、裸足で。

裸足について考えることになった最近のいきさつはこんな感じです。

2011年7月1日金曜日

裸足1

 最近はまっていることの一つに、裸足ランニング(ベアフット・ランニング)があります。それを通して、足の機能について、いろいろと考えています。まだ、そんなにうまいこと説明できないんですが。

いくつか、テーマがあります。

1)去年からの自分の足の変化
2)かかとって何やん?
3)歩きと走り
4)足指
5)履物
6)その他

今、思いつくのは、こんなところでしょうか。
ちょっとずつ、話していければいいなぁと思います。



2011年6月30日木曜日

身体を考える

 ホームページをリニューアルしました。その中に、「身体・考」というページを作りました。
 身体について考えていることをちょっと、配信してみようと思って。

どうぞよろしくお願いいたします。

リョウ